『国連研究』は,日本国際連合学会の『年報』です。2000年3月に第1号が発刊されて以降,これまでに17号が出版されました。
『国連研究』には,毎号,編集委員会が企画した特集テーマに関連する学術論文(特集論文)をはじめ,実務家等の視点に基づく政策レビューや,独立論文,書評論文,書評などの原稿が所収されてきています。理論と実践の両面にわたる学際的な研究が『国連研究』の特徴であり,そのため法学・政治学・経済学・社会学など様々な専門領域から,また研究者だけでなく実務家からも,多数の投稿が積極的に寄せられてまいりました。
今後も,会員のみなさまからたくさんの応募をいただき,学会誌を通して,有意義な議論ができますように願っております。
なお目次や執筆者情報など『国連研究』の各巻の詳細は,発行所である株式会社「国際書院」のWEBページにても,ご確認いただけます。
国連研究第18号は,「多国間主義の展開」という特集テーマのもと,現在,多国間主義や多国間制度の必要性が高まりつつあるも,現実には厳しい状況にさらされているのではないかという問題認識のもと,「そもそも国連が創設の基礎としていた多国間主義はすでに不在となったのか、どのような挑戦をうけているのか、その展開や諸相について考察することを目的」として,刊行されたものである。「多国間主義ないし多主体間による協調主義の展開について、特集論文において、その諸相や展開が論じられる。政策レビューにおいては日本の国連外交への政策提言を通して、多国間主義を志向した多国間外交の可能性が説かれる。さらに、独立論文では国際機構を通じた多主体の連携、異なる国際機構間の協働やネットワーク、国連で生成された理念や規範の接合の可能性が説かれる。書評論文からも特集テーマについていくつもの示唆が得られるであろう。」と所収の学術成果が紹介されている(「まえがき」より)。
また,日本国際連合学会の活動報告の記事も掲載されています。
『国連研究』第19号(2018年6月刊行予定)の原稿を募集いたします。(終了しました)
特集テーマは,「人の移動と国連システム」です。
会員のみなさまからたくさんの応募をいただき,学会誌を通して有意義な議論ができますように願っております。ふるってご応募ください。
→ 第19号の募集原稿の種類,応募要領等の詳細は こちらの情報 (PDF)をご覧ください。
■ 編集要領(2016.08.17改訂) (PDF)New!
■ 審査規程(2016.08.17制定) (PDF) New!
■ 執筆要領(外国語文献表記を含む)(PDF)
■ 転載許可申請書(PDF)
【参考】過去の原稿募集・応募要領等
○ 『国連研究』第18号原稿募集・応募容量(PDF)
○ 『国連研究』第17号原稿募集・応募要領(PDF)
○ 『国連研究』第16号原稿募集・応募要領(PDF)
○ 『国連研究』第15号原稿募集・応募要領(PDF)
○ 『国連研究』第14号原稿募集・応募要領(PDF)
○ 『国連研究』第13号原稿募集・応募要領(PDF)
○ 『国連研究』第12号原稿募集・応募要領(PDF)
○ 『国連研究』第11号原稿募集・応募要領(PDF)